家づくりブログ

長野市おうちの相談窓口:失敗しないマイホームづくり:耐震等級

失敗しないマーホームづくり
おはようございます。
おうちの相談窓口サポーター
ハウスドクターX一級建築士です。

7月18日から
私がオススメする。
政府認定「長期優良住宅」の
1から7のポイントをお伝えしています。

『耐震等級』をご存知ですか?
耐震等級は、
地震に対する構造躯体の倒壊、
崩壊等のしにくさを表すものです。

・等級は1から3まであり、

最も低い『等級1』は
数百年に
一度発生する地震の地震力に対して
倒壊、崩壊せず、
数十年に
一度発生する地震の地震力に対して
損傷しない程度を示します。

・等級2は、
等級1で耐えられる地震力の
1.25倍の地震に対抗できる性能、

・等級3は、
等級1で耐えられる地震力の
1.5倍の
地震に対抗できる性能を示します。

ちなみに、
『数百年に一度』の震度は地域によって
異なります。
関東大震災時の東京、
阪神淡路大震災時の神戸ほどの
揺れが目安とされています。

建築基準法では
等級1の性能を求めていますが、
同業他社との競合に勝ち抜くには
不十分。ということで、
等級2~3を標準レベルとする業者も
数多く存在します。

「長期優良認定住宅」を
標準施工として
いるのビルダー工務店さんは
安心ですね!

さて、
ここで考えておきたいことがあります。
確かに、等級が高くなるほど
建物自体が倒壊したり、
損傷する可能性は低くなります。
しかしそれは、
地震による揺れが、そのまま家の中に
伝わるという事でもあります。
上階に行くほど、
地震による影響は大きくなります。
ということは…。
安全対策無しで設置した
冷蔵庫や本棚、テレビなどの動きを
想像するとゾッとしますね。
十二分に建物へ固定するなどの対策お願いします。

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