家づくりブログ

長野市|家|土地|無料|相談|住宅ローン

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2018年9月25日・秋号

◆ハウスドクターX
失敗しないマーホームづくり
おはようございます。
おうちの相談窓口サポーター
ハウスドクターX一級建築士です。

《住まいの現代病を回避!》
住宅の正しい住まい方のキーポイント!

私も
健康住宅スペシャリストとして
登録している
NPO法人日本健康住宅協会の機関紙に
掲載されていた
「健やか住まい方で住まいの現代病」
住宅の正しい住まい方のキーポイントを
今週は、
あなたにお伝えしますね。

~住宅変遷と共に変わる暮らし方~

日本の3大随筆のひと
「徒然草」(吉田兼好1330年)に
“家の作りやうは、夏をむねとすべし”
とある様に
日本住宅の原点は如何に
高温多湿な夏を過ごせるかにあった。
確かに日本古来の住宅では

板戸(いたど)、
障子(しょうじ)、
襖(ふすま)を外し、
風通しの良い大空間を作り、
簾(すだれ)や蚊帳(かや)で
安眠を求め、団扇(うちわ)と
風鈴(ふうりん)の音で涼を
感じたものである。

これらに比して現代住宅でもある
高性能住宅では、
気密性や断熱性を高め、
熱を
通さず逃がさない構造に変えてきた。

ではこの急激な変遷に対して
私達の暮らし方はどうであろうか?
知識や経験の不足から
知らない間に古来の住まい方の常識が
非常識となり、
健康を損ねるという過ちを犯している
のではなかろうか?

当協会ではこの健康を損ねる過ちを
健康阻害要因と
呼び改善が必要としています。

<KJK和田伸之さんの記事を引用>

***2/10*****
今日は、ここから
~高性能化にもバランスが必要~

一般的な考え方に病気はDNAつまり
親より
受け継いだ遺伝子と生まれ育った
環境が関係すると云われている。

この環境には大きく
食環境と
住環境の二つがあると考えている。

定期検診や特定健診では
医師や保健師から
食事制限や運動不足改善を示唆される。
しかし、
ながらこれは食環境の改善であり
住環境の改善まで
触れる事は稀であると云える。

保健師や栄養士の先生から
「バランスの良い食事を採りなさい」と
ご指導戴く様に、

新築やリノベーション時にも
住環境バランスが必要であり、
それらに
特化した暮らし方も重要である。

そのバランスとは

空気環境、

温熱環境、

音振動環境、

光視環境である4つの住環境と

3つの防除対策でもある
防露・

防カビ・

防虫と考えている。

これらは
住空間を快適に保つ条件であり、
安心感を醸し出す要因とも云える。

<KJK和田伸之さんの記事を引用>

***3/10*****
「住まいの現代病」
一見この言葉から受ける印象は住宅の
寿命や材料の劣化の様に思えるが
そうではありません。
この病気は住環境が人へ対して与える
悪影響を謳っています。

しかも悪影響の大半は急性でなく慢性
もしくは亜急性であり、変異原性や
催奇形性などを伴い、発がん性などの
リスクも負ってしまう。

それが先ほども述べた如く間違った
認識なくして陥るというのでは
溜たまったものではない。
この病気はお医者様がカルテに記載する
病名リストに載っているものもあれば
そうでないものもある。

兎に角やっかいな存在であり、
難しい問題でもある。
しかしどんな病気でも将来に陥る
可能性が少しでもあるならばそれらを
回避するのが先決であり、
予防する
術を身に付ける事が重要です!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<住まいの現代病7つの病名>

1・空気環境=シックハウス

2・温熱環境=サーマルショック

3・音振動環境=サウンドシンドローム

4・光視 環境=睡眠リズム障害

5・防 露=結露被害

6・防カビ=カビ、ダニ アレルゲン

7・防虫=シロアリ・外虫被害

<KJK和田伸之さんの記事を引用>

***4/10*****

今日は、
「ダーティトレード」の話です。
これまでの話で一例を上げると、
高気密・高断熱住宅は
従来の低気密住宅に比べて
自然の換気量が極端に少ない、

そこに現れた
一匹の毒性を持たない不快害虫
(ゴキブリとも云える)に対し、
スプレー式の
強力殺虫剤を目の敵の如く大量噴霧し
殺傷に至れば、
たちまち室内の空気は
化学物質や臭いで汚染される。

ここで
窓開けや
換気扇を正しく運転してないと
たちまち汚染された
空気で
住まい手の健康を蝕む事になる。

この様な目の前に存在した現象を
幾つかの誤った認識で取った行為が、
新たな住まいの現代病の原因を
作り出してしまう事を
“ダーティトレード”と呼んでいます。
<KJK和田伸之さんの記事を引用>

***5/10*****

今日は、
「シックハウス」の話です。
<室内の空気を清浄に保つには>
現在では
24H換気とホルムアルデヒド放散の
少ない建材での施工がほぼ標準化されて
きてはいるが
全ての化学物質に対しての対応とは
言えない状況下である。

現実に新築後や改装後に購入する
家具や調度品に
対しての制限はなされていないのが
現実である。

平成12年4月1日に施行された
品確法・住宅性能表示制度でさえ、
この項目は施主より申し出のある場合に
定められた空気採取や測定手順を用いて
結果表示する事となっている。

しかしながら住まい手が
建設業者よりこれらを熟知して測定評価を
自ら申し出るは至難であるというのが
当協会の見解でもある。

まだまだ
建築業者の自主性に任されている
のがこの問題の本質でもある。
現段階では

“測定方法がまちまち!”

“測定過程があいまい!”

“測定以後はとわない!”

という状態なのである。
この状態を打破する意味で日常生活行為
からも発生する化学物質から受ける
アレルギーの
恐ろしさやメカニズムを知り、
高気密住宅での換気不足を補う
住まい方を普及したい。

当協会では室内空気質の
“非汚染3原則”
として住まい手に住まい方の改善を
提唱しつつある。

≪非汚染三原則≫
●持たず …化学物質を
大量に発生する物を持たない!

●使わず …化学物質を
大量に発生する事をしない!

●施さず …化学物質を
大量に放散する建材は採用しない

◎健康住宅のイメージ◎

<KJK健やか住まい方Web塾から引用>

次回は、住まいの現代病
温熱環境=サーマルショックのお話です!

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