おはようございます。
私の経歴は
地元の農家の長男として生まれ
高校の
商業科を卒業し地元の金融機関にて
勤務
させて頂き融資を20年余り担当しました。
その経験を活かし8年前に
日本モーゲージプランナー協会が認定した
住宅ローンのアドバイスから
ローンの仲介業務まで中立的な立場から
利用される地域のみなさまに最も有利な
提案をさせてきました。
今日は
あなたと住宅雑誌の情報は、誰に有利?
についてお話しましょうね。
私は
東京に行くと必ず書店巡りをします。
本好きなので、
長野では見ることができない本を探す
のが一番の目的なのですが、
ついでに人を観察してきます。
中でも、
一番興味深いのが住宅雑誌を見る人
たちです。
他のコーナーは一人で立ち読みする人が
目立つのですが、そこは
夫婦で
話しながら見ている人が多いんです。
住宅雑誌には、
資金計画のことから業者探しまで、
さまざまな情報が紹介されています。
ほとんどの人は、
家づくりを考え始めた頃、何の知識も
ありません。
そんな状態で、下手に展示場に
行くのは不安ですよね。
そこで、
住宅雑誌で基礎知識を身につけようと
いう人も多いんですね。
あちこちの
ホームページを見るよりも中立性があり、
安心感を感じるのかもしれませんね。
でも
あなたが見ている住宅雑誌は、
本当に中立・公平なんでしょうか・・・。
ほとんどの住宅雑誌は、
広告収入が大きな収入源になっています。
ですから、
スポンサーやクライアントの意向を
無視することはできません。
彼らに
不利なことは、まず記載されることは
ありません。
逆に、
あなたには多少不利でも、彼らにとって
有利なことなら
そのまま記載されることもあります。
以前紹介した、ある雑誌社の話ですが、
職人の
特集を組もうとしたところ、
広告主のハウスメーカーからクレームが
ありました。なぜなら、
ハウスメーカーにとって
職人意識というのは邪魔にしかならない
ものだからです。
下手に職人魂を発揮されると、
コストはかかる、工期は延びる、
監督しにくい
など、全くいい事はないからです。
でも、
彼らの家づくりのスタイルを考えると、
その反応は当然ですよね。
ですから、
彼らから広告収入を得たい雑誌社の場合、
彼らの家づくりを
アピールするような内容になるのは仕方
のないことなんです。
私は
「このような雑誌を買ってはいけませんよ」
と言っているのではありません。
参考になる記事も沢山ありますからね。
ただ、
「その雑誌の視点を理解して、冷静に読んで
くださいね」
とお伝えしたいのです。
ハウスメーカーの家づくりを好む人もいれば、
こだわりの家づくりを好む人もいます。
自分の方向性が
わからないまま情報を取り入れすぎるのは、
良いことではありません。
それを忘れないでくださいね。
まずは
あなたの
一生涯のライフプランを考えて
あなたの
未来の暮らしを話し合い書き出して
あなたの
基準をつくり情報を見てくださいね。
あなたの「笑顔あふれる暮らし」
何時も応援しています。