家づくりブログ

長期優良住宅とは5/5

失敗しないマーホームづくり塾

おはようございます。
おうちの相談窓口サポーター
ハウスドクターX一級建築士です。

寒さが増し冬日の毎日、日常生活も
日増しに気ぜわしさが増してきました。
消費税増税も確実な今、新年はマイホーム
新築の計画をされている人が多いですね。

あなたは最近の家造りの情報で
長期優良住宅という
言葉をお聴きになりましたか?

あなたは
家電製品・自動車を買う時に色々なメーカー
の性能・価格を比較され購入しますね。

では
住宅を購入される時に
あなたは何を基準に家を比較しますか?

今日から5回に分けて私が推薦する
長期優良住宅のメリットと基準をお伝えします。

あなたの受けられるメリットは以下の10点です。

1・国の長期固定ローンを借りることが出来る
フラット35S>金利さらに10年間0.25%DU

2・税金がお安くなる(固定資産税・不動産取得税)

3・住宅ローン所得控除が受けられる。
上限650万円、年末ローン残高の1%

4・建物の性能が明示できる。
地震に強く、暖かい暮らしで健康増進、省エネ

5・国等の補助金を受ける対象になる。
最大100万円>今年は9月以降

6・家が長持ちし維持費が低減できる。

7・性能基準で資産価値が上がる。
地方公共団体が認定し住宅履歴があり
何時でも資産価値が証明できる!

8・地球環境に貢献できる。~子供達の未来のために

9・登記手数料が軽減される。

10・家が長持ちし3世代で住み続け世帯負担の軽減
ローン負担では、
一般住宅9000万円比較し≒4500万円負担減!
以上になります。

▼長期優良住宅とは・・・◆5/5
国の性能基準に基づき
一定の性能基準を満たした住宅を所管行政庁
(都道府県知事または市町村長)が認定します。

認定する時の性能基準は7項目あり

長期優良住宅の9つの認定基準のうち
木造一戸建て住宅に求められる7項目の概略です 。

1・劣化対策

「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること」
通常想定される維持管理条件下で、
構造躯体(建物の骨組み)の使用継続期間が少なく
とも100年程度となる措置が必要です。

点検やメンテナンスのために、
次の2点が求められています。

・床下と小屋裏(屋根と天井の間の空間)の点検口を設置
・点検等のため床下空間に一定以上の高さを確保
(木造の場合には330mm以上

2・維持管理・更新容易性

「構造躯体に比べて耐用年数が短い内容・設備について、
維持管理(清掃・点検・補修・更新)行なうために必要な
措置が講じられていること」
建物を長期間に使用すると、途中で取り替えなければ
ならない部分が出てきます。それを骨組みに影響を与えずに
ここなわなくてはなりません。

水道やガス管、下水管などの取替えを、骨組みに影響を
与えずに行なえるようにすることが求められています。

3・耐震性

「極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修を
容易にするため、損傷レベルの低減を図ること」

建築基準法の基準の1.25倍の地震に耐えることが求められます。

4・省エネルギー性

「必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること」

規定する平成11年省エネルギー基準(次世代省エネ基準)に
適合することが求められます。屋根、床、壁、天井、開口部の
断熱性能を高くすることが求められます。

5・住居環境

「良好な景観の形成その他の地域における住居環境の
維持及び向上に配慮されたものであること」

地区計画、景観計画、条例によるまちなみ等の計画、
建築協定、景観協定等の区域内にある場合には、これらの内容と
調和が図れることが求められており、
所管行政庁により、詳細な基準があります。

都市計画道路などの
予定地では認定が得られないなどの制限があります。

6・住戸面積
「良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること」
住みやすさの点から、住宅に一定の広さが要求されます。

木造一戸建ての場合、少なくとも一の階の床面積が40m2以上
(階段部分を除く面積)、床面積の合計が75m2以上
(2人世帯の一般型誘導居住面積水準)であることが必要です。
ただし、
55m2(1人世帯の誘導居住面積水準)を下限として、
所管行政庁により、引上げ・引下げられることがあります。

7・維持保全計画
「建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する
計画が策定されていること」
(1)構造耐力上主要な部分
(2)雨水の侵入を防止する部分
(3)給水・排水の設備について、
点検の時期・内容を定め、「維持保全計画」(認定に必要)に
記載しなければなりません少なくとも
10年ごとに点検を実施することが求められ、
最低30年間の実施が義務付けられています。

以上です。

国の決めた基準を生かして3世代にわたり
メンテナンス計画に基づいて家履歴を遺言のように
次の世代に渡し各世代のローン負担を小さくし
人生を豊かにしませんか。

詳しいご相談は「おうちの相談窓口・長野店へ

◎連絡先=
・「おうち相談窓口・長野店」HP
・専用電話=026-217-5095へ

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