おはようございます
仕事始め。
自宅から事務所へ向かう道すがらは
会社関係の車に分乗し善光寺さんへ初詣に
向かう車でにぎわっていました。
2018年平和で良い年にしたいですね。
私の経歴は
地元の農家の長男として生まれ
高校の
商業科を卒業し地元の金融機関にて
勤務
させて頂き融資を20年余り担当しました。
その経験を活かし8年前に
日本モーゲージプランナー協会が認定した
住宅ローンのアドバイスから
ローンの仲介業務まで中立的な立場から
利用される地域のみなさまに最も有利な
提案をさせてきました。
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★住まいのレジリエンスって何?★1/5
今年も冬休みがやってきました。
昼食の手間や夏休みの宿題、子供だけの
留守番などで、
頭を悩ませているご両親は多いのでは
ないでしょうか。
とはいえ、
そんな悩みを抱える期間は十数年。
長い人生から見ると、ほんのひと時です。
そう考えると、
夏休みはストレスの原因になったりしません。
■レジリエンスとは
レジリエンスとは、外部から受ける力や影響に対する
「しぶとさ、強靭さ、回復力」を意味する言葉です。
住まいのレジリエンスを高めるということは、
・普段は暑すぎず寒すぎず、安全で健康的に
暮らせるようにする
・災害時に受ける被害を小さくし、素早く回復
できるようにするということです。
・・・
■レジリエンスを高めるには2/5
まずは、現在の住まいについて知る必要があります。
最初に、住まいの健康リスクや災害リスクを書き
出してみましょう。
次に、そのリスクに対して必要な備えや対策を考えて
みましょう。
この時、一人より、
家族や近所の方と一緒に考えた方がより広い視野を
保つことができます。
リスクに対する意識の向上も
期待できるので、お子さんも巻き込んで考えてみましょう。
ここで、リスクに気づくために役立つチェックリストを
紹介します。
日本サステナブル建築協会が2016年に公表したものです。
チェック項目は全部で42。
その中から、
『平常時のレジリエンス度』のチェック項目を紹介します。
■平常時のレジリエンス度(免疫力をチェック)3/5
1.夏、今や寝室を涼しくできますか?
2.冬、トイレや浴室を温かくして使えますか?
3.日ごろ、運動したり体力維持に努めていますか?
4.気軽に相談できるかかりつけ医はいますか?
5.階段や段差で転ばないよう対策していますか?
6.夜、廊下や階段で足元を明るくしていますか?
7.防犯の備えはしっかりできていますか?
8.太陽光発電などの創エネや蓄電をしていますか?
9.家や設備の点検・メンテナンスをしていますか?
「はい」の数はいくつありましたか?
「はい」の数が少ないほど、
自宅のレジリエンス度が低いと判断してください。
次回は、残りのチェック項目を紹介します。
・・・4/5
★レジリエンス度のチェックリスト★
梅雨に入って毎日うんざりするほど雨が降り続く地域もあれば、
雨が降らずに
ダムの貯水率低下がニュースになる地域もあります。
同じ梅雨でも、大きな差がありますね。
住まいが受けるダメージも、地域によって大きな差があります。
今年の夏は、平年以上の暑さが予想されているとか。
屋根や外壁は、すでにウンザリしているかもしれませんね。^^;
■前回、日本サステナブル建築協会が公表する
チェックリストの中から、
平常時のチェック項目を9つ紹介しました。
「はい」の数はいくつありましたか?
今日は、残りの項目を紹介します。
■災害発生時のレジリエンス度(土壇場力をチェック)
10.お住まいの耐震性能は基準を満たしていますか?
11.家具の転倒や食器の散乱を防ぐ備えはありますか?
12.燃焼器具とガス、電気の自動停止ができていますか?
13.火災の延焼に関するリスクを把握していますか?
14.津波の来る可能性と並みの高さを把握していますか?
15.津波から逃れる場所やルートを決めていますか?
16.洪水、土砂崩れの可能性を把握していますか?
17.洪水や土砂崩れに対して備えていますか?
18.地震時に敷地が液状化しやすいか把握していますか?
19.台風などの強風に対して備えていますか?
20.大雪に対して備えていますか?
21.火山による被害の可能性を把握していますか?
22.災害発生時に警報を受信する備えがありますか?
23.災害発生時の避難情報を理解していますか?
(避難準備情報・・・緊急性:低
避難勧告・・・・・緊急性:中
避難指示・・・・・緊急性:高)
24.災害発生時に役立つ防災グッズを備えていますか?
25.通勤、通学時の災害リスクを把握していますか?
26.災害時に出先から帰宅する方法を検討していますか?
27.家族の安否確認方法や集合先を検討していますか?
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■災害時のレジリエンス度(サバイバル力をチェック)
28.災害・防災情報を入手する通信機器はありますか?
29.停電時でも使用可能な電源を備えていますか?
30.暖房が無くても数日間しのぐ備えはありますか?
31.断水時に数日間しのぐ飲み水を備えていますか?
32.断水時に数日間凌ぐ生活用水を備えていますか?
33.災害時に数日間しのぐ食料を備えていますか?
34.災害後に数日間しのぐトイレを備えていますか?
35.食料備蓄場所や井戸の所在を把握していますか?
36.非難する際に持ち出すものを備えていますか?
37.高齢者や乳幼児の避難について備えていますか?
38.避難生活時の緊急の移動手段を備えていますか?
39.地域の防災訓練や避難訓練等に参加していますか?
40.日頃からご近所とのお付き合いがありますか?
41.建物倒壊の危険判定ステッカーを知っていますか?
(緑色のステッカー・・・建物は使用可能
黄色のステッカー・・・建物に入る際は十分に注意
赤色のステッカー・・・建物への立ち入り禁止)
42.火災保険・地震保険に入っていますか?
チェックリストは以上です。結果はいかがでしたか?
このチェックリストは、現在の住まいを知ることはもちろん、
新居づくりにも大いに役立ちそうですね。