家づくりブログ

★段取り八分★2/3

失敗しないマーホームづくり塾

おはようございます。
おうちの相談窓口サポーター
ハウスドクターX一級建築士です。

寒さが増し冬日の毎日、日常生活も
日増しに気ぜわしさが増してきました。
消費税増税も2019年10月から確実な今、
新年はマイホーム
新築の計画をされている人が多いですね。

★段取り八分★2/3
何度も打ち合わせを重ね、
お互いに納得して交わしたはずの契約。
ところが、いざ工事が始まった途端、
さまざまな変更や追加工事を
依頼する施主がいるとか。

「引き渡し日はそのままで」と言われた
業者はさあ大変。

そんな話を聞いた時、
「段取り八分」
という言葉を思い出しました。

■「段取り」とは

もともと、歌舞伎の構成や展開を指す
言葉だと言われていますが、

今では、
仕事や勉強、家事など様々な分野で、
自分の求める結果を出すために必要な
下準備を
表す言葉として用いられています。

段取りの重要性を認識している人が常に
意識しているのが「段取り八分」。

家づくりも、成功するかどうかは
「段取り」が
大きなカギを握っています。
・・・
■段取りのための段取り◆

家づくりでは、施工段階に応じた専門業者の
技術力と
その工事に必要な資材が欠かせません。

そのため、
業者は段取り(=施工計画書)に合わせて
スムーズに現場作業が行えるよう、
段取りのための段取りを行っています。

東日本大震災以降、資材の確保が難しく
なったために遠く離れた地域でも
新築が難しくなった時期がありました。

加えて、
大工の高齢化などによる人手不足も加わり、
今でも段取りのための段取りすら難しい
地域もあるんです。

■変更や追加工事をすると…

施工中に変更や追加工事が発生すると
工事費が増えます。

作業が増えるので作業時間も増えます。

残業で
対応できない場合は工期が延びます。

延びた工期に合わせて、段取りのための
段取り(職人や資材の手配)を
やり直さなければなりません。

場合によっては、
他の施工現場に影響が及ぶこともあります。

一度できたものを壊して変更をする場合、

職人の意欲の低下や作業を急ぐことが
原因で施工不良を招く恐れもあります。

施工中の変更や追加工事は、業者に
とっても施主にとってもリスクだらけと
言えるでしょう。

おうちの相談窓口 長野店には
経験豊富なFP・MPさんがいますので
少しは早めに
ご予約いただき不安解消くださいね。

☆長期優良住宅とは・・・◆2/5
国の性能基準に基づき
一定の性能基準を満たした住宅を所管行政庁
(都道府県知事または市町村長)が認定します。

認定する時の性能基準は7項目あり

長期優良住宅の9つの認定基準のうち
木造一戸建て住宅に求められる7項目の概略です 。

1・劣化対策

「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること」
通常想定される維持管理条件下で、
構造躯体(建物の骨組み)の使用継続期間が少なく
とも100年程度となる措置が必要です。

点検やメンテナンスのために、
次の2点が求められています。

・床下と小屋裏(屋根と天井の間の空間)の点検口を設置
・点検等のため床下空間に一定以上の高さを確保
(木造の場合には330mm以上

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