◆北村ママFP失敗しない未来の家計設計
おはようございます。
本当に10月は秋雨で秋の味覚キノコも
今年は不作などの鍋シーズに影響があり
そうですね。
始めまして
「おうちの相談窓口 長野店」の
認定ファイナンシャル・プランナーの北村きよみ
です。
一社専属生保会社、乗り合い代理店で重ねてきた経験と実績
を生かし、家族の未来設計に基づく現実的な家計の組み立て
をアドバイスします。貯蓄、家計の最適化、保険の見直し、
住宅ローンの組み立て方など、家を購入するにあたって考える
ことはたくさんありますが、
「家族の未来に本当に必要なものは何か」
ということを中心に据えて、ご相談者の家づくりえ
を一緒に考えさせていただきます。
今日から4回にわたり
安心なローンの組み方についてお話しますね。
まず、何より大切なのは頭金です。
できれば3割以上は用意しましょう。
今は、
頭金ゼロでも借り入れができますが、
頭金があると、月々の支払いも楽だし、
総返済額を抑えられます。
貯める時は大変ですが、後々の心の余裕が違いますよ。
少し前までは
「住宅ローンは、収入の30%以内なら大丈夫ですよ」
と言われてきました。
しかし、
最近では『20~25%』が安全だと言われています。
ちなみに、知人はは子供が3人いるので、
教育費を考慮して20%に抑えました。
子供の進学が続くと、
「金額を抑えておいて良かったな」と実感しますね。
何より、
体調が悪い時に、無理して働かずに済むので助かります。
歩合給・日給月給といった給与体系でも変わりますので、
計算は慎重にして下さいね。
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ところで
知人が支払い額を抑えたのには、他にも理由があります。
知人が中学生の頃、
近所のおじさんが、
体調が悪くても病院に行かずに働き続けた結果、
新築後数年で亡くなったからです。
(住宅ローンなどの支払いに追われていたそうです)
介護のため、
奥さんが勤めを辞めたことも影響したのです。
子供心に、
住宅ローンの恐ろしさを知ったとのことでした。
彼らに
資金計画の知識があれば、きっと防げた出来事です。
当時の金利は
7%前後だったので、彼らの心理的負担を思うと
心が痛みます。
現在の低金利でも、契約するご主人方は
「書く時に手が震えた」
「契約前後は、恐ろしくて眠れなかった」
と言うくらいですからね。
命を
担保にローンを組むのですから、
その意味を知っている人ほど怖いのかもしれません。
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ところで、
あなたの申請内容をもとに
金融機関は
『融資可能額』を算出してくれます。
「これだけ借りれるんだ~」
とワクワクしないでくださいね。
大切なのは『返済可能額』です。
目安として、
修繕費や税金用に月1~2万円を貯蓄するものとします。
子供の教育費も、
こつこつ貯めなければなりません。
退職金は、
老後の資金として考えましょう。
そのうえで、
あなたが返済に充てられる金額はどれくらいでしょうか。
住宅ローン減税などの優遇措置はありますが、
そういった制度を当てにしない予算組みをしましょう。
余ったら、
繰り上げ返済に当てられます。
何より、
制度が突然廃止になっても慌てずに済みます。