家づくりブログ

自然力を最大にパッシブデザイン5項目

失敗しないマーホームづくり塾

おはようございます。
おうちの相談窓口サポーター
ハウスドクターX一級建築士です。

あなたに今月3日から
私の提案する
「家族が帰りたくなる家づくり」
家族時間を家で楽しむ要素を
お伝えしています。

「ZEHってなに???」から

あなたは最近、日本の社会事情で関心は
北朝鮮、加計学園、憲法改正???
あなたの将来の不安は
健康、お金、老後???

最近、良く耳にするZEH(ゼッチ)
「ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、
住まいや設備の高効率化により
省エネ性を高め、太陽光発電などの
創エネルギー設備を導入することにより
暖冷房・給湯・照明・換気もエネルギー
消費量を
ゼロ以下にする住宅を指します。

使うエネルギー=給湯、暖冷房、換気

(減らせるエネルギー
=パッシブデザイン、高性能設備

+創るエネルギー)=0ゼロ
ZEHは、本当に
地球環境に経済、家計にやさしい
政策ですね。
しかし、ZEHの前に私は、
あなたに下記の3項目を理念に掲げ
計画を進めて頂ければ幸甚です。

1・まずは
使うエネルギーそのものを
減らす!

2・機械はなるべく使用しない!
耐久性は10年が目安。

3・大儀を持って
原発の無い安全な世界を
未来の子供達に残す!
一番に大切な家族の命を守る!
2011年3月11日原発事故で
国内の原発が全て停止しても電力は
賄えた。

◆日本の住宅エネルギーの現状です。

住宅全体のエネルギー消費量のうち
ZEH計算の対象になるのは
暖冷房・給湯・照明・換気です。

内訳は
暖房=16%
冷房=7%
換気=4%
給湯=31%
照明=10%
その他=32%(生活、待機電力など)

暖房+給湯=47%=熱利用
照明+換気+冷房=21%=電気
その他=32%=電気
・・・・・
この割合を見ると
あなたが太陽光発電などの設備を入れ
今の暮らし
をそのままに余剰電力の売上げで賄う
前に現在の生活で使用するエネルギー
を減らす事をされてから設備計画を
された方が初期投資も小さくできると
思いませんか?

◆国の住宅エネルギー政策の話
国の政策により私たちの家づくりも
大きな影響を受けます。

国は、その政策目標を実現するために
対象となる人に補助金、税制の優遇、
長期ローン金利優遇など様々な
メリットを与えて目標を達成させます。

国のエネルギー政策は日本のみならず
世界からの要求により地球温暖化の
観点から必然的にできた政策です。

国の新築住宅に対する目標は
2020年までに
標準的な新築住宅でZEHを実現!

2030年までに
新築住宅の平均でZEHを実現!

2050年以降には
新築住宅のみならず、既存住宅を含めた
全ての住宅でZEH化を目指します。

◆ZEHで得られるベネフット
1・光熱費をゼロレベルまで削減できる
自給自足も可能に

2・補助金を取得でききる。

3・健康・快適・省エネな暮らしを
実現できる。

4・防音・防火・防災・耐久性の
向上につながる。

◆高断熱・高気密住宅で
あなたの不満の多くは解消される。
・省エネ=設備負担の軽減

・医療=健康、快適

・防音性能=吸音

・防火性能=熱伝搬の遅延

・耐久性能=劣化の遅延

・耐震性能との調整

◆「ZEHの前に」

ZEHを実現する前には創エネ設備や
省エネ設備の導入が欠かせないのが
現実です。しかし、私は、最初から
設備に頼るのではなく、
まずはデザインの力(設計)で省エネ化
を図ることを優先します。

その土地のポテンシャル(特性)を
活かしたデザインは、
住み心地の良さだけではなく、周辺環境
との調和にも貢献します。

住み心地の良い家は、デザインの力
(設計)で80%以上は決まります。

設計に十二分にお時間を掛け家族で
話し合い家に居て家族と過ごすことが
一番の幸せを感じる家を実現ください!

◆「快適性と省エネルギーを両立!」
私は、
設計を始めて30年を経過しました。
それ以来、
長野市周辺で400を超えるご家族の
暮らしを設計させて頂きました。
設計の中でいかにご家族の人生観、
住む地域、四季を健康に暮らすを考え
続けて来ました。

長野市は
気象データーでは内陸性に属しますが
冬は、寒く雪があり松本市のある中信に
比較して低いですが十二分に自然な
エネルギー(太陽)を活用する事が
可能です。

快適性と省エネを両立させる
太陽の熱利用システムOMソーラーを
利用しお住まいの地域性を活かして
設計してまいりました。

このシステムは、外気を取り入れ

冬=暖房、換気
夏=給湯、採涼

以上の効果があります。

◆快適性と省エネルギーを両立させる。
太陽の
熱と光のハイブリット
OMクワトロソーラーシステム!

外の空気を太陽で温めて
熱を床下に取り入れることにより、
床暖房や全館暖房といった快適さが
得られ、床下のコンクリートの蓄熱
効果は昼夜の温度差を少なくすること
に役立ちます。
ZEHの対象となる暖房や給湯の
エネルギーはいずれも20℃や40℃
といった熱であり、屋根の上に降り注ぐ
太陽の熱をそのまま利用することは
最も効率の高いエネルギーの使い方で
もあります。
電気
などの高度なエネルギーはそれしか
使えないところで使いたいものです。

東京大学とOMとの実証実験における
OMソーラーの表皮ねルギーの自給は
実に35%!になります。

太陽の光を電気に利用しその裏面発熱を
利用すると
ゼロエネルギー住宅となります。

◆「快適な温熱環境と血圧」

快適な
温熱環境は血圧の上昇も抑えます。
一般住宅・
高性能住宅・OMソーラーの家を対象
とした健康調査から、
足元と頭の高さ、部屋間の温度差など、
温度差の少ない快適な住まいは、
住まい手の血圧を安定させる事が
分かってきました。

特に室温が最低になる冬の早朝は
脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる
ことから、
温度差の少ない全館暖房の
重要性が注目されつつあります。

◆「その土地の特性を生かす設計」
太陽と風

建築の世界では、その土地の特性を
生かす設計の総称を
「パッシブデザイン」と言います。

パッシブデザインとは、太陽や風など
自然のエネルギーを住まいに巧みに
取り入れる設計手法です。
例えば、
夏と冬では太陽と風の位置づけは
変わります。
太陽の熱は夏はできるだけ避けたい
ところです。
反対に風は夏は取り入れたいものです。
冬は避けたいところです。

太陽と風を活かした住まいを考えるには
その土地の
気象条件や周辺環境を良く考慮して
設計することが重要になります。

パッシブデザインであるかどうかは
ZEHの基本性能に大きく影響します。

・・・・・
今日は、ここからです。
◆自然力を最大に
パッシブデザイン5項目です。
①断熱気密

超高気密を売りにしている住宅会社は
注意が必要です。
熱を外に出さないのは快適な暖冷房に
有利に働きます。
しかし、室内に使われている
合板、仕上げ材(ビニールクロス)
家具、住器などから出る化学物質は
排出することは簡単ではありません。

②日射遮蔽
太陽の熱を室内に入れない。

③通風
夏は、
地域の心地よい風を捕まえます。

④昼光利用
天窓は、
垂直の窓の3倍の明るさがあります。

⑤日射熱利用暖房
太陽の熱を取り入れる!

家づくりは
5項目のバランスと
ご家族の一生涯の暮らしを描く事が
重要です。
経験豊かな設計士さんは、住宅設計の
経験年数は30年以上+300棟以上
を基準にしてください。

次回は
「世代を超えて住み継がれる住まい」
お話しをさせて頂きます。


新聞紙面を
衆議院選挙の話題が埋め尽くし
与野党が選挙に奔走し始めました。
森友、加計学園などの疑惑を隠され
小さな問題とホザク自民党幹部、
北朝鮮の問題の糸口もないままに
国民を
愚弄する政権に投票はできません。
熟慮し清き一票を投じます。
「国民ファースト」ですね!!!

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